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内臓脂肪に関わりの深い病気 基本知識

内臓脂肪世代は糖尿病を呼び寄せ体質? 高血糖サインを見逃すな

投稿日:2016年12月9日 更新日:

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糖尿病は静かにゆっくりと進行し、私たちの身体を知らぬ間に蝕む「サイレントキラー」の異名を持つ生活習慣病のひとつです。その手口は巧妙で、末期まで全く気付かれないことも。

ただ、甘い尿の匂いで自分の存在を知らせることもあり、用心していれば最悪の事態から逃れられる可能性もあります。

生活習慣の悪化により5人に1人が予備軍だとされている二型糖尿病は、内臓脂肪に悩む世代にとって大変身近な病気です。ここではサイレントキラー糖尿病のサインを見逃さないために、知っておくべきことをいくつかご紹介します。

内臓脂肪と糖尿病の関係 キーワードはインスリン抵抗性にあり

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みなさんは、ベータ細胞という言葉を耳にしたことはありますか?ベータ細胞とは、膵臓の中に島のように存在しているランゲルハンス島という細胞群を構成する細胞のひとつです。

ベータ細胞からインスリンが分泌される理由

食後に血糖値が急激に上昇すると、血糖値を抑制するためにインスリンが分泌されます。そのインスリンを出しているのがこのベータ細胞で、この力が強ければ、例え食べ過ぎて肥満になったとしても糖尿病にはなりえません。

それに見合った量のインスリンを分泌して、血糖値のバランスを整えてくれるからです。

日本人の寂しいベータ細胞事情

しかし、平均的な日本人のベータ細胞は、アフリカ系の人種や米・欧の白人のようにインスリン分泌量が高くありません。加齢によっても衰えてしまいます。

内臓脂肪がインスリン抵抗性を誘う

加えて、肥満で内臓脂肪が増大すると、インスリンの動きを妨害する物質が増えたり、インスリンの動きを活発にするホルモンが減ったりするなどの「インスリン抵抗性」を招き、血糖値が下がらなくなります。

インスリン不足で高血糖が続く 糖尿病

ベータ細胞はそれを察知しますますインスリンを分泌しようと頑張りますが、途中でバテ、さらに分泌する力が衰えてしまうのです。そうしているうちに、身体は常時インスリンが不足している状態に陥り、空腹時でも高血糖状態が続くようになります。

要するに内臓脂肪が増えると、インスリンの働きが悪くなるうえ負のスパイラルに陥り、糖尿病になりやすくなるのです。

脂肪の種類で糖尿病の原因が変わる? 皮下脂肪と異所性脂肪

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内臓脂肪と糖尿病の関連はわかりましたが、内臓脂肪とは別の部位にある脂肪はどうなのでしょう。

第三の脂肪

内臓脂肪も皮下脂肪も、同じく食事の摂り過ぎで身体に貯蔵された脂肪です。これまで糖尿病を含む生活習慣病は、皮下脂肪ではなく内臓脂肪の影響だとされてきました。

しかし最近、 “第三の脂肪”と呼ばれる内臓脂肪でも皮下脂肪でもない『異所性脂肪』が、内臓脂肪と同様に生活習慣病を引き起こすことがわかってきました。

異所性脂肪の脅威

これは他の2つとは異なり、筋肉や内臓など通常は蓄積しない場所に溜まります。膵臓に溜まった場合は糖尿病になるなど、蓄積する場所により発症疾病が変化します。

  • 痩せているのに生活習慣病になる
  • 太っているのに生活習慣病にならない

長い間疑問に思われていたその謎を解く鍵は、この『異所性脂肪』にあるとみられています。

皮下脂肪の密度

そして生活習慣病に無関係とされていた皮下脂肪の“密度”も、内臓脂肪量と関係していることがわかってきました。

内臓脂肪の量が、皮下脂肪の密度に比例しているというのです。それが糖尿病リスクに影響すると判明したのは男性よりも女性ですが、今後の研究で男性に不都合な結果が出てくる可能性はゼロではありません。

糖尿病の症状とは?足を切断することもある

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糖尿病の一般的な症状はこちらです。

糖尿病の症状
喉の渇き 多尿 だるさと疲れ
体重減少 合併症による手足の壊疽(えそ)

これらは、5~10年ほどかけて症状が進行すると、徐々に自覚するようになります。

喉の渇き

濃度が高くなった血糖を下げようとする身体の反応です。患者本人が水分を多く摂るようになるので、それにともない尿の回数も増えます。いくら飲んでも癒えることのない喉の渇きは、糖尿病患者にとって精神的にも辛いものとなります。

だるさと疲れ

上項でお話しした「インスリン抵抗性」の影響で起こる、糖の代謝異常が原因です。食事を摂っても、筋肉や細胞組織に糖が取り込まれなくなるので身体がエネルギー不足になり、だるさや疲れを感じるようになります。

体重減少

最終的には食べても食べても糖が正常に代謝されず飢餓状態になるので、身体が生命維持に必要なエネルギーを補おうとあがきます。結果、備蓄された脂肪や筋肉から栄養を補給するようになり、どんどん痩せ細っていきます。

合併症による手足の壊疽

また、糖尿病患者の症状で一番恐れられているのが手足の壊疽(えそ)です。糖尿病になると全身の細胞や血管が傷付けられ様々な合併症を併発します。

その合併症の症状のうち「末梢神経障害」「動脈硬化」による血行障害や「免疫力の低下」による感染症で、手足の先端が壊死してしまうのです。

それは高血糖により

  • 末梢神経につながる血流が悪くなる
  • 血管が詰まる
  • 白血球の機能が低下する

ことが原因です。細胞が部分的に死滅するところから始まり感覚が麻痺していくので、イボやタコ・靴ずれ・傷などに気付けなくなり悪化します。

実際に壊死した部分の切断という恐怖を体験している患者は、少なくありません。

糖尿病の診断と治療 最新治療薬にズームイン 治る見込みはあるのか?

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糖尿病の診断は、まずはその方が慢性的な高血糖なのかどうか確認することから始まります。そのためにまず、空腹時、そして口から糖を摂取して二時間経ったときの血糖値を計測します。

糖尿病の診断

次に、それぞれの測定結果の組み合わせ、および糖と結びついた赤血球中のヘモグロビン(HbAlc)がどのくらい存在しているかを見ます。

そこから[糖尿病型/正常型/境界型]のいずれか判定し、それをもとに症状・家族の病歴・体重の変化・医師の所見を経て最終的に糖尿病なのか診断されます。

病態を判断して

糖尿病と診断された後の治療薬は、[インスリン抵抗性増大][インスリン分泌量低下][食後~空腹時高血糖]と、病態によって分けられます。中でも最新の経口治療薬として知られているのが、[食後~空腹時高血糖]の状態にある患者へ処方される『SGLT2阻害薬』です。

SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬は、他のインスリン抵抗性改善薬や分泌不全改善薬と違い、まったく新しいアプローチで血糖値を下げます。腎臓に運ばれた糖が血液中にふたたび戻るのを阻害し、尿として排出されるように促すのです。

制限あり

しかし薬ですので、服用できる場合とできない場合があります。脱水症状や筋肉量低下が命取りになる人などには向いていません。糖を尿として排泄するのでエネルギー不足となり、備蓄された脂肪ばかりか筋肉まで痩せてしまう危険があるのです。

内臓脂肪を抱えるタイプには相性が良い

それはすなわち、若くて体力があり、内臓脂肪を溜め込んでいるタイプの患者には有効な薬だということです。糖尿病を早期に発見して、早めに使うことができれば、大幅な改善が見込める期待の治療薬なのです。

糖尿病患者でも加入できる保険がある?

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本来、医療保険とは健康な方がもしものときに備えるためのもので、これまで持病があるとは保険会社から加入を断られていました。ですがこの頃、働き世代に持病や既往歴がある人が増えています。

そのため、保険会社の引受基準が緩和されていたり、少ない告知項目で加入できたりする保険商品が、各社から登場してきました。加入前からの持病が悪化しても保障してくれるなど、糖尿病患者にとってもありがたい保険です。

その一部を以下にあげ、商品の特徴を比較しました。

会社名 エクセルメイド オリックス生命 メットライフ生命
会社の特徴 糖尿病保険専門 代理店~通販型

保険料合理化

外資系通販型

医療保険充実

商品名 糖尿病保険 新CURE Supportキュアサポート(基本プラン日額5000円コース) フレキシィゴールド(基本プラン日額5000円コース)
商品の特徴 3項目告知で加入可 4項目告知で加入可 3項目告知で加入可
満年齢毎に毎年保険料が上がる。 加入後保険料変わらず。 加入後保険料変わらず。(先進医療特約別)
保障内容 5千円×入院日数

日帰り入院OK

1入院60日限度

5千円×入院日数

日帰り入院OK

1入院60日限度

5千円×入院日数

日帰り入院OK

1入院60日限度

保険料例

※男性・通院なしの場合

30歳 2,042円

40歳 2,875円

50歳 3,648円

30歳 2,860円

40歳 3,460円

50歳 4,350円

30歳 3,326円

40歳 3,831円

50歳 4,516円

特約など 死亡保障付別商品あり 先進医療特約付き

死亡保障特約あり

先進医療特約あり

(月々+107円)

加入年齢 0歳3ヶ月~89歳 20歳~85歳 30歳~85歳
糖尿病に特化した医療保険。年齢によるリスクに応じ1年毎に保険料が上がる。先進医療特約なし。 癌、肝硬変、慢性肝炎でなければ告知3項目で加入可能。先進医療特約標準設定してあり技術料実額給付となる。 10年毎(先進医療特約変更時)に保険料変更の可能性あり。加入しやすいが割高。

※年齢別の例。各社とも加入月の満年齢により異なる。

これは、たくさんある引受基準緩和型/限定告知型の医療保険の中のほんの一部です。3社とも一般的な保険商品に比べ加入できるハードルは低くなっている分、保険料は割高になっています。

例えば、「オリックス生命 新キュア」基本プラン日額5000円コース満40歳での保険料は2,187円/月ですので、限定告知型とは千円以上の開きがあります。

糖尿病患者は、人よりも “もしも”のことが起こりやすい状況の中で、心に不安を抱えている方が多いのではないでしょうか?そんな中、少ない告知で加入できる保険の存在は、抱えた不安を、ほんの少しは取り除くことができるものであると考えています。

人は、生きている限りお金の問題から逃れることはできません。

保険は、目に見えないもの。しかし、契約した瞬間から心に平和をもたらす魔法を秘めています。確かに保険料は割高ですが、検討してみる価値はありそうです。

まとめ

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恐ろしい国民病の一つ、糖尿病についてでした。糖尿病は初期段階で気付くことができなければ、大変辛い生活を送ることになります。早期の治療を始めても、食事や運動など日々の生活コントロールが伴わなくては改善が望めません。

自分の身体は換えがきかない一生ものの宝です。思い当たる不摂生を「どうしてもやめられない」「これくらいは良いだろう」などと言い訳せずに、どうぞ大切にして下さい。

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