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内臓脂肪に関わりの深い病気 基本知識

内臓脂肪が高血圧を促進!自覚はないが深刻な血管事情と対策とは?

投稿日:2016年11月22日 更新日:

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「血圧が低くて、朝が弱いんです。」

後ろから、そんな会話が聞こえてきました。振り向くと、どんな方がいると想像しますか?恐らく、細身で色白の女性か男性を、思い浮かべるのではないでしょうか。

では、後ろから聞こえる会話が、「血圧が高くて検診で引っかかって、タバコと酒を控えろと言われちゃったよ~」なら?内臓脂肪たっぷりな、メタボ体型の男性に違いない!と確信して振り向いてしまいそうです。内臓脂肪と関係の深い疾患の一つである、高血圧のお話です。

内臓脂肪と高血圧の関係

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太っていると、血圧が高いというイメージがありますよね。逆に、血圧が低くて朝が弱いというと、痩せている人を想像します。確かに、肥満は高血圧の大きな要因になります。

また、見た目や体重だけではなく、内臓脂肪も高血圧とは、深~い関係があるのです。

内臓脂肪が生むアンジオテンシノーゲン

まず内臓脂肪は、 アンジオテンシノーゲンという物質をつくります。

「名称はテストには出ないので、作用だけ憶えておくよーに。では次いくぞー。」と授業風景を思い出してしまうほど、ややこしい名前ですが、要は血液中の水分量を増やし、結果的に血圧を上げてしまうという作用をします。

血管壁に溜まった脂肪で血管が狭くなる

また、内臓脂肪が蓄積すると血液中の中性脂肪値が高くなります。血管壁に溜まった中性脂肪で、通り道が狭くなると、血液は流れにくくなります。流れにくいながらにも、血液を流そうとすることで、血圧が上がってしまいます。

脂肪があると上がりやすい血圧

太っていると血圧が高い、という漠然としたイメージがあると思いますが、それだけではないのです。脂肪ははっきりと、血圧を上げる働きをしてしまうのです。

高血圧が全身にもたらす症状とは?

高血圧は怖いと分かっていても、実際に症状が出ないと、ピンとこないかもしれません。いくつか具体的な症状を、挙げてみましょう。

高血圧は血管の負担になる

高血圧は、血管に大きな負担をかけます。その結果、動脈硬化が進み、さまざまな病気の原因となるのです。血管そのものがもろくなり、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞といった重篤な症状を引き起こします。心臓への負担も大きくなり、心肥大から心不全へと進む可能性もあります。

よくあることで見過ごさないで

高血圧は体に悪い、血管に負担がかかる、などの知識は誰もが持っています。ただ、高血圧という状態は、歳を重ねるほど身近でよく聞くようになり、あまり深刻には受け止めなくなるのではないでしょうか。

軽く考えがちな高血圧

ちょっと太りすぎたかなとか、不摂生が過ぎたかなとか、軽く考えていませんか。しかし高血圧という状態は、命に関わる症状を招いてしまう、危険な状態なのです。

高血圧 原因別分類

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高血圧には、『一次性高血圧』と『二次性高血圧』があります。二つの違いは、高血圧を引き起こす原因です。

一次性高血圧(本態性高血圧)

高血圧の95%は、このタイプに属します。原因と思われるはっきりとした病気はありませんが、以下の原因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。

一次性高血圧の原因
遺伝的な体質 食生活(塩分の取りすぎなど) 飲酒
喫煙 肥満

二次性高血圧

特定の病気が原因となる高血圧で、全体の5%ほどです。腎臓疾患によるもの、内分泌の異常や血管などが原因のものの他、甲状腺疾患や薬剤によって誘発されることもあります。最近は睡眠時無呼吸症候群が多くなり、10%以上が二次性高血圧だとする発表もあります。

二次性高血圧の原因
腎実質性高血圧 腎血管性高血圧 原発性アルドステロン症
クッシング症候群 褐色細胞腫 甲状腺機能低下症・亢進症
睡眠時無呼吸症候群 薬剤誘発性高血圧

若年層の高血圧は、こちらのタイプが多くなります。

状況によってかわることもある血圧

血圧は、測る状況によって数値が変わってしまうこともありますので、心に留めておきましょう。命名されているだけで、こんなに種類があるのですよ。

高血圧名 状況
白衣高血圧 病院で測ると高くなるが、普段は正常値。
仮面高血圧 本当は血圧が高いのに、病院では検査すると正常値になるため、高血圧が見逃される恐れがある。
早朝高血圧 朝の起床時に高くなる。
夜間高血圧 睡眠中に高くなる。

そんな症状がないか見つけるために、継続して自宅でも血圧を測りましょう。

血圧を下げるための対策 ガイドラインに則ってやってみよう

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では、血圧を正常に戻すためにはどうしたらいいのでしょう。高血圧治療ガイドラインでは、次の2つの方法をあげています。

出典:日本高血圧学会より高血圧治療ガイドライン2014
(http://www.jpnsh.jp/data/jsh2014/jsh2014v1_1.pdf)

一つ目は、『生活習慣の修正』。二つ目は、『降圧薬治療』 です。まずは、病院で医師の診察を受けましょう。そうして必要であれば、薬での治療をすることになります。

その上で、推奨される『生活習慣の修正』をガイドラインに則って紹介します。

①食塩制限

日本人の平均摂取量は10gを超えています。一日の塩分摂取量を6g程度にしましょう。

ちなみに、ラーメン1杯の塩分は5~6g、みそ汁1杯では約1gくらいです。

②栄養素と食品

食事のカロリーだけではなく、その栄養素を意識しましょう。加工食品は、添加物にも注意をしてください。

③適正体重の維持

肥満は、高血圧の大きな要因になります。BMI(肥満指数)が、25未満になるようにしましょう。

※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

④運動

有酸素運動は、血圧を下げる効果があります。それ以外にも適度な運動は、ストレス解消など、さまざまな効果をもたらします。

⑤節酒と禁煙

この2つは、言うまでもないでしょう。ただ、生活にうまく取り入れることにより、ストレス解消になり、プラスになることもあります。やめられないのであれば、節制をしながら上手に付き合うことです。

⑥その他の生活習慣の修正

入浴やトイレなど、日常生活での危険もございます。注意するのは、気温差です。温かいリビングから、寒い場所(トイレや浴室)へ。特に早朝や夜間など、気温が低い時間帯にはご用心。

⑦生活習慣の複合的な修正

いままで挙げた生活習慣を多く取り入れれば、より多くの効果が期待されます。塩分を控えながら、運動もする。禁煙をして、食事にも気を遣う。

いっそのこと、全部実行すれば健康的だとは分かってはいますが、難しいことです。でも、一つでも多く取り入れれば、それだけ効果があります。

⑧特定保健用食品

最近はトクホ、と呼ばれる食品が多く売られています。それらは、薬の代わりにはなりませんが、ある程度の効果が期待されるとして、消費者庁長官の認定を受けています。

お茶や炭酸飲料など、生活の中で手軽に取り入れられるものが多いので、試してみてもいいですよね。

食生活をガラッと変え、禁煙と運動をして、家中を温かく。お酒も控え、減量もする。こんな風に、いきなり全部の生活習慣を修正しようとしても、無理があるでしょう。

ただ、こうして見てみると、取り入れやすい項目もありますよね。無理なく血圧を下げる対策をしていきましょう。

雪国こそ注意してほしい高血圧

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町を覆う、真っ白い雪。非日常的でうっとりするような光景です。しかし毎日暮らしていれば、うんざりする光景になってしまうそうですね。

ただでさえ雪の処理や家屋の傷つきに気を配らねばならない雪国住民。高血圧にはもっと配慮をしていただかなくてはなりません。

寒さが血管を収縮させる

単純に、雪国の寒さは血管を収縮させます。そうなれば、血液を送るために圧がかかり、血圧は高くなります。

さらに、朝一でしなければいけない雪かき。硬く重くなった雪ともなると、かなりの重労働です。寒い中「えいっ!」と力を入れる。低血圧で寝覚めが悪いという方も、相当眼が冴えわたりますよね。

雪国の食生活も高血圧を進行させていた

そうしてもう一つ、雪国ならではの高血圧になる原因は、伝統的な食生活にあります。冬場、農作物が取れないため、昔から野菜などを、漬け物にして保存をしていました。そのため、今でも食卓には“漬け物”が、“付き物”なのです。漬け物がないと、白いご飯を食べられないという方も沢山いますよね。

年末年始のお楽しみも実は怖い

また、年末年始にお酒を飲む機会が増えることで、飲みすぎや塩分の多いつまみなどが、血圧を上げてしまう要因になることもあります。

疲労した身体に【気温差×塩分食】

年明けから3度目の新年会で、飲みすぎた次の日の朝。温かい部屋から起き抜けに氷点下の外に出て、力いっぱい雪かきをした後、漬け物とみそ汁で朝食。雪国では珍しくはない、一日の始まりではないでしょうか。

高血圧ビンゴがあったら

飲酒、寒さ、急激な運動、塩分、3拍子も4拍子も揃っています。新年会のゲームで、高血圧ビンゴがあったら、「リーチ!」「ビンゴ!」と嘆く声が響き渡ることでしょう。

まとめ

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例えば良性のポリープが見つかり、「手術して切除したほうがいいので、入院してください」といわれれば、すぐに家族と、対策を話し合いませんか。そして、手術に向けた準備を一目散にスタートしますよね。

一見、「血圧が高めですね」という言葉は、あまり緊急性がないように思えます。しかし、高血圧も命に関わる病気の要因になるのです。その高血圧の原因となる、内臓脂肪。

「最近ちょっとパンツがきつくなって」とか「太っ腹だから」とか、言っている場合ではございません。

「全然太って見えないですよ」「いやいや、結構お腹は出てるんだよ」と、お世辞を真に受けるのはいけません。内臓脂肪の心配もなく、血圧も正常な健康な生活。そんな生活をしている自分を、イメージしてみましょう。それは、生活習慣を変えることで、実現できるのです。

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