内臓脂肪の燃やし方、減らし方を解説。健康診断で危機感を感じている方、自分に適した方法で健康的に減らしていきませんか?

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内臓脂肪に関わりの深い病気 基本知識

己を知れ!ストップ動脈硬化のために内臓脂肪を減らすべし

投稿日:2016年11月24日 更新日:

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彼を知り 己を知れば 百戦殆うからず
(かれをしり おのれをしれば ひゃくせん あやうからず)

有名な、孫子の兵法です。戦に勝つには、敵と自分の状況を知らなければなりません。今回の敵の名は「動脈硬化」。

いかにも手強そうな相手です。そして敵ながら名将と名高い「内臓脂肪」も、一筋縄ではいかない相手です。

孫子の教えにのっとれば、この戦に勝つ方法は一つ。相手である動脈硬化と内臓脂肪を知ること。そして己の状況、すなわちあなたの血管の状態を知ることです。

内臓脂肪が動脈硬化を促進する理由

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動脈硬化の、勢力拡大に大きな役割を担っている武将は、内臓脂肪。でも実は、もともと敵ではありませんでした。

もともとの内臓脂肪の教示は有り難き幸せ

嘘のような話ですが、内臓脂肪からは身体にいい物質が分泌されています。それは、“アディポネクチン”という生理活性物質です。この物質は、動脈硬化や糖尿病を防ぐ働きをします。

内臓脂肪増えすぎると良いものが出なくなる

だったら、内臓脂肪は動脈硬化を促進しないのでは?と考えますよね。でも、それは違います。内臓脂肪が増えれば増えるほど、アディポネクチンの分泌量は減ってしまうのです。

反対に、動脈硬化が進んでしまう物質を、多く分泌するようになります。

そして内臓脂肪ループへ

また、増えすぎた内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる、高血圧、脂質異常、糖尿病などを悪化させて行きます。

  • 血圧が上がると血管に負荷がかかる。
  • 脂質異常で血管壁にコレステロールをうろつかせ、血管が狭くなる。
  • ますます血管かかる圧力は大きくなり、動脈硬化は進行。

この流れで、ますます血圧があがり・・・という負のスパイラルが出来上がってしまうのです。

動脈硬化を予防したいなら内臓脂肪を減らせ

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その、負のスパイラルを断ち切る方法はあるのでしょうか。もうお分かりですね。そう!内臓脂肪を減らせばいいのです。

内臓脂肪を減らせば、さまざまなリスクを回避できちゃいます。

動脈硬化の予防なることは沢山ある

動脈硬化は、見えない血管の中で進行しています。予防するといっても、どうすればと考えてしまいますよね。でも内臓脂肪を減らす方法なら、いろいろとあります。

食事を見直す、運動をする、サプリメントを取り入れるなどして、適正体重(BMI22)を維持しましょう。

厚生労働省の発表では、腹囲を1cm減らすと内臓脂肪が1kg減るということです。

影響まとめ 足の痛みは動脈硬化にあり?高血圧にも深刻な影響が

脚がしびれたり、痛んだりしたとき、どんな病気を考えますか。筋肉や骨、神経の異常を疑うのではないでしょうか。

でも、もう一つ、動脈硬化の可能性も考えてみてください。

脚の血管で動脈硬化が起こるとどうなるの?

脚に症状が表れる動脈硬化は、閉塞性動脈硬化症という病気です。いつも通り歩いていて、太ももやふくらはぎが痛くなる。

少し休むと楽になるので、そのまま休み休み歩いてやり過ごしていると、常時痛みを感じるようになります。

閉塞性動脈硬化症の症状とは?

それ以外に、脚のしびれや冷えといった症状が表れることもあります。安静にしているときにも痛むようになり、さらに進行すると潰瘍ができ、壊死してしまいます。こうなると足を切断しなければいけないこともあります。

脚の動脈硬化は全身の動脈の指標になる

この症状は、腕に表れることもあります。そして、閉塞性動脈硬化症の症状が表れたときは、全身の動脈硬化も進行しているかもしれません。高血圧は動脈硬化の原因にもなります。

また、動脈硬化により、血流が悪くなると、心臓が血液を押し出そうとする力が大きくなり、血圧はますます高くなってしまう原因になるのです。

血管年齢を下げることはできるのか?

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そんな恐ろしい動脈硬化ですが、動脈硬化が始まった血管を元通りにすることはできるのでしょうか。こちらは、国立循環器研究センターの循環器病情報サービスに掲載されている、動脈硬化の危険因子です。

動脈硬化の危険因子

高血圧 高脂血症 喫煙
肥満 糖尿病

出典:国立循環器研究センターの循環器病情報サービス
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/blood/pamph21.html

これらを排除すれば動脈硬化は防げるということです。

善玉コレステロールにヒントあり!

ここで注目は、“善玉”ことHDLコレステロール。善玉コレステロールは、血管壁に付いたコレステロールを取り除く働きをしてくれます。もちろん、まったく老化をしていない状態に戻すことはできません。

でも、血管にかかる負荷を減すこと、血管壁にコレステロールなどが溜まらないようにすることで、血管年齢を下げることは可能なのです。

善玉コレステロールは、中性脂肪値と悪玉コレステロール値が下がると、反比例して増加します。中性脂肪と言えば、将軍内臓脂肪。どこにでもついてまわる、内臓脂肪なのでした。

動脈硬化の改善方法と治療

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内臓脂肪は、直接、動脈硬化の進行を早めます。内臓脂肪を減らすことで、動脈硬化を改善することが可能なのです。

また内臓脂肪は、他の危険因子である、高血圧、肥満、糖尿病の要因にもなっています。内臓脂肪を減らすことは、動脈硬化を改善するだけでなく、他の危険因子の症状にも、よい影響を及ぼすでしょう。

しかし状態によっては、医師による治療が必要になります。具体的な方法としては

  • 血液を流れやすくする薬の服用する
  • 血管内にバルーンを入れ広げる
  • 器具を使い血管の詰まった部分を削りとる
  • 開胸して新たな血液の道を作るバイパス手術

などがあります。どの方法も、長期戦となりますし、痛みも伴います。ここまで進行する前に、なんとか食い止めたいですよね。

動脈硬化の検査方法は?

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ここで登場するのが、彼を知り己を知ることができる、新兵器【血圧脈波検査装置(CAVI/ABI)】です。

動脈の硬さや詰まりがわかる

検査血圧脈波検査、キャビィ(CAVI)検査と呼ばれ、大きな病院だけでなく、個人病院でも検査機械を置いているところもあります。両手と両足の血圧、心電図、心音を同時に測定し、動脈の硬さや詰まりを調べます。

検査は経済的かつ体表で完了!

検査にかかる時間は約10分間で、仰向けになり、両手足に血圧計、手首に心電図、胸に心音測定のマイクを付けているだけ。費用も2000円程度(他、診察代などは別)です。

肉体的にも経済的にも負担が少ない上、血管年齢から動脈硬化の進行まで分かる、頼もしい検査です。あまり、聞きなれない検査ですよね。この機会にぜひ知ってほしいので、少し詳しく説明をさせてください。

CAVIについて

心臓(Cardio)、足首(Ankle)、動脈(Vascular)、指数(Index)、を略した名称。日本語の文章にすると、「心臓から足首までの動脈(大動脈を含む)の硬さを反映する指数」です。

動脈硬化の進行具合が分かる

この検査では、血圧で推し量る数値ではない、血管そのものも硬さが分かります。

CAVIが低いと、血管は若く柔らかで、反対にCAVIが高いと、血管は老化し硬くなっていています。

CAVIの検査法

CAVIは、脈派速度を測定することで検査をします。血管に弾力性があれば、脈派は血管壁に吸収されその速度は遅くなります。反対に血管が硬くなっていると、脈派は血管壁に吸収されず、速度は速くなるのです。

これまでの主流ABI検査

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以前は、主にABI(足関節上腕血圧比)検査や血液検査のみで、動脈硬化の進行を調べていました。ABI(足関節上腕血圧比)検査は、足首と上腕の血圧を測り、その比率(上腕最高血圧÷足首最高血圧)で血管の状態を判断します。

腕と足首の血圧から推測可能な動脈硬化

血管が健康であれば、上腕より足首の血圧が高くなります。しかし動脈に硬化や狭窄があると足首の血圧が低くなるのです。だたし結果は、下肢におこる閉塞性動脈硬化症の疑いを判断することに限られます。

血圧脈波検査装置(CAVI/ABI)は、脈波速度と血圧を同時に測定し、その数値から血管の状態を詳しく知ることができるのです。

日本の循環器二大巨頭フクダ電子vs日本光電

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日本でこのような循環器の検査装置を扱っているメーカーは、いくつかあります。その中の二大巨頭は、フクダ電子と日本光電です。この2つのメーカーの製品は、どこか違うのでしょうか。

フクダ電子【VS-2000】は

まず、ナビゲート機能で検査する側がスムーズに操作ができるという利点があります。

そして、2つのカフ(血圧計のベルト)と、脈派速度を調べるための心音マイクだけで検査ができます。

またその検査は、日本高血圧学会、欧州高血圧学会に準拠していて、複数回測定した場合は採用する結果を選択、平均化し表示。オプションを追加し機能アップも可能です。

出典:フクダ電子(http://www.fukuda.co.jp/medical/products/vascular_screening/vs_2000.html)

日本光電【ABI-1004】

セルフフィットカフ(下肢足首用)を採用したことにより、高い足首の血圧測定の精度を実現しました。検査を受ける方の情報入力は心電計で行なうため、心電図検査と同じ感覚で検査でき、検査結果の保存・参照、患者・医師向けの検査レポートを作成できます。

オプションではありますが、情報の一元管理や画像データの取り込みや保存ができます。そのため、ほかの検査結果とあわせた状態の説明がしやすく、医師と患者のコミュニケーションに一役かってくれます。

出典:日本光電(http://www.nihonkohden.co.jp/iryo/products/physio/10_artery/abi1004.html

メーカー対決 勝敗は?

どちらのメーカーも、操作のしやすさと、より正確に測定できる機能を兼ね備えています。

被験者の検査時の負担が少ないフクダ電子

フクダ電子は、装着する検査器具が少ない分、検査時の負担は少ないかもしれません。

分かりやすいレポートが魅力の日本光電

日本光電の検査レポートは、分かりやすく、患者が理解できるよう工夫されています。血管の状態を4段階に分け、血管の断面図があることで、血管の状態が一目で分かります。

もちろん、説明をしてくれる医師にもよるでしょうが、専門知識がない患者側からすると、とても助かりますよね。

日本の誇るべき二大メーカーの力。動脈硬化の進行具合を把握して、改善に努めましょう。

まとめ

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脳梗塞や脳卒中、心筋梗塞や心不全など、命にかかわる病気の原因となる動脈硬化。その動脈硬化は、内臓脂肪が増えることで、ますます進行してしまいます。

歳を重ねると、しわが増えたり、白髪になったり、外見が変わります。しかし、血管の老化は目に見えません。

動脈硬化の危険因子があるのなら、まずは検査をして、血管の状態を知ることも大切です。その上で、血管の老化を加速させる、内臓脂肪を減らして行きましょう。

そうして、身体中にある血管がボロボロになってしまう前に、動脈硬化へと繋がる、負のスパイラルを断ち切りましょう。

殿!必ずやこの戦に勝ち、健康を手にいれましょうぞ!

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