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内臓脂肪に関わりの深い病気 基本知識

逆流性食道炎の完治を目指す 内臓脂肪ダウンが治療の一歩

投稿日:2016年11月24日 更新日:

 

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『呑酸』これ、何と読むかわかりますか?すぐにわかったという方は、きっと逆流性食道炎のCMをご存知ですよね。

『呑酸(どんさん)』という聞きなれない言葉は、今、若い世代にも増えているという逆流性食道炎の主な症状のひとつです。

なぜ今増えているのか?それは内臓脂肪とも大いに関係があります。一見食道とお腹の脂肪は関係なさそうに見えるのに、どうして?

逆流性食道炎の謎にせまります。

内臓脂肪が逆流性食道炎の原因になるの?

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逆流性食道炎は、胃液や消化途中の食べ物が食道に逆流して、食道の粘膜に炎症が起きる病気です。単なる胸やけと侮って治療をせずにいると、バレット食道という合併症を引き起こします。

パレット食道:食道が胃の粘膜化してしまう病気

バレット食道は、繰り返し胃液の逆流をうけるうちに、食道の粘膜細胞が、胃の粘膜細胞に近い組織に置き換わってしまう病気です。

置き換わった組織は、食道がんの発症に関わる細胞組織を含んでいるので、食道がんのリスクが高くなるんです。

逆流性食道炎の症状とは?

逆流性食道炎の主な症状は、このような不快感があります。

症状 詳細
胸やけと呑酸 酸っぱいものが口までこみあげてくる
嚥下障害 食べ物を飲み込みにくくなる
のどに違和感、げっぷが頻繁に出る、胸に痛みを感じる

さらに、胃酸で刺激されて咳がでたり、食道にへばりついていた痰が胃酸で溶かされるので、苦くてねばついた痰がでたりすることもあるんです。まさか病気とは思わず、不快な症状に我慢している方もいるのではないでしょうか?

逆流性食道炎の原因とは?

逆流性食道炎の原因は、胃から食道への逆流を防ぐために、噴門部(食道と胃のつなぎ目)で働いている下部食道括約筋がゆるむこと、そして何らかの理由で胃酸が増えることです。

たまった内臓脂肪が腹圧上昇の原因

内臓脂肪は腸間膜という腸を固定している膜についています。肥満になり、内臓脂肪がどんどん増えると、腹圧が高くなって胃が上の方へ押し上げられて、噴門部がゆるくなり胃酸の逆流が起こりやすくなります。

妊娠中にも同症状が

妊娠中も同様に大きくなったお腹に胃が押し上げられるといいます。脂肪のかたまりが、お腹の赤ちゃん並みの圧力をもつなんて、何とかしなくてはという気持ちになりますよね。

猫背が腹圧に関わる 加齢か習慣か

他にも腹圧により、胃が押し上げられることがあります。それは姿勢です。お年寄りの曲がった背中や、前かがみの姿勢を思い浮かべてください。

加齢によっても下部食道括約筋の働きは悪くなってくるのですが、いつも猫背でゲームやスマホをいじっている人は、今からすでに逆流性食道炎予備軍かもしれませんよ。

無理に身体を締め付けるのも禁忌

ベルトやガードルなどお腹を締め付けるものも厳禁です。スリムに見せたくても体に負担をかけない程度にしましょうね。

内臓脂肪を生み出す食事にも原因あり

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もう一つの大きな原因、胃酸が増える理由を考えてみましょう。実は、ここでも大きな原因となるのは、内臓脂肪のもとになる高脂肪の食事なんです。

胃に留まる時間が長いほど胃酸も多い

肉などの脂肪をたくさん含む食事は、なかなか消化されず、胃に長い時間とどまるので、胃酸が過剰に分泌される原因になります。

一度に食べ過ぎず、ゆっくりと咀嚼の回数を増やして食べると、唾液も消化のお手伝いをしてくれます。胃は負担が減り、少し楽になることでしょう。

カフェインとアルコールは胃いじめる

また、コーヒー緑茶のカフェインや、アルコールも、取り過ぎると胃を刺激することになります。特にアルコールは、下部食道括約筋をゆるめることも分かっているので、逆流性食道炎を恐れる方は飲まない方が無難ですね。

精神的にも攻めてくる胃液

さらに、過剰なストレスや緊張も自律神経がみだれるので、胃酸の分泌を増やします。こうしてみると、私たちが経験的に、こんな時は胃にくるよね、と思っていることが、そのまま逆流性食道炎の原因になっていることに気付きませんか?

暴飲暴食は要注意です。

病院でチェックしよう!逆流性食道炎の検査と治療

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ここまでで、ご自身の逆流性食道炎の可能性を感じた方は、病院でどんな検査をするのか気になりますね。

胃カメラで目視

正確な診断に必須なのは、食道を見て確認する検査です。いわゆる胃カメラ(上部消化管内視鏡)による内視鏡検査ですね。

胃カメラを鼻か口から入れ、モニターで食道の粘膜の状態を観察し、ただれや潰瘍がないかを見ていきます。

鼻か口に管を通す

胃カメラは、鼻やのどにはもちろん麻酔をしますが、管がのどと体を通っている感があるのは否めません。

よく、鼻からの方が口からよりも楽といいますが、まれに鼻の穴が狭くて痛い場合もあるようです。ここは、ちょっとだけ頑張りどころですね。

個人病院でも確認可能 予約が一般的

内視鏡検査は、大きな総合病院でなくても、個人病院で実施しているところもあるので、あまり待たずに検査を受けたいという人にはおすすめです。

病院を見つけたら、あらかじめ予約をするのが一般的です。突然検査をしに病院へ行っても、朝食事をしていると検査はできないので注意してくださいね。

女性のネットワークを信じよう

なかなか良い病院が見つからなくて困った場合は、ぜひ周りの女性に相談してみてください。女性は、男性よりもたくさんのネットワークを持っていますよね。

あなたのお気に召す病院を、データベースからチョイスしてくれるかもしれません。

オプションもご確認あれ

人間ドックで内視鏡検査がオプションとして設定されていることも多く、胃部X線(バリウム)検査のかわりに受けることもできます。急がないけど気になるという人は、次回の人間ドックで検討してみてください。

逆流性食道炎と診断されたら?

それでは、検査の結果、もし逆流性食道炎だったら?どんな治療が始まるのでしょう。

できれば、入院や手術なんて避けたいですよね。

薬で症状は緩和する

でも、安心してください!現在、逆流性食道炎に有効な薬があって、ほとんどの人が薬で症状がおさまるそうです。

生活習慣を改善しながらの薬物療法で、それでも満足な効果を得られなかった場合に手術を行います。

パレット食道を食道がんに進行するのを避ける手術の詳細

手術は腹腔鏡手術が一般的で、噴門形成術といって、ゆるくなった食道と胃の境目をしめるように縫い合わせます。

お腹に小さなキズを開けて腹腔鏡や鉗子を挿入して行うので、体に負担が少なく、回復が早いといわれています。

逆流性食道炎の薬は飲み続けなければならないのか

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まずは胃酸を生み出す物質についてです。

胃酸の分泌のメカニズムとは?

胃酸の分泌には3つの物質(アセチルコリン、ガストリン、ヒスタミン)が関わっています。それぞれの物質の受容体が胃の壁細胞にあるので、結合すると胃酸の分泌を促します。

胃酸分泌の信号を受け取って、最終的にプロトンポンプ(制御する部分)により、胃酸が放出されます。

3つの物質と制御装置に薬のヒントがある

逆流性食道炎の治療には、まず胃酸の分泌を抑える薬が使われますが、薬によってそれぞれ効果を発揮する場所が違います。

薬名 胃液へのアプローチ法
ヒスタミンH2受容体拮抗薬

(H2ブロッカー)

3つの物質のうち、ヒスタミンが、受容体と結合して胃酸分泌を促すのを防ぎます。
プロトンポンプ阻害薬(PPI) プロトンポンプを直接阻害するので、H2受容体拮抗薬よりも、胃酸分泌を強力に抑えることができます。

これらの胃酸の分泌を抑える薬を治療の基本として、下記を合わせて飲む場合もあります。

  • 胃酸を中和する薬(制酸薬)
  • 粘膜を保護する薬(胃粘膜保護薬)
  • 食道の動きをよくする薬(消化管運動機能改善薬)

逆流性食道炎の薬はいつまで飲めばいいの?

薬は一度飲み始めたら一生やめられないのでしょうか?

高血圧やコレステロールなど生活習慣にかかわる病気の薬は、ずっと飲み続けなければならないイメージがありますよね。

基本的に粘膜が元通りになればやめてOK

食道に潰瘍やただれがある場合は、無くなるまで薬を飲み続けます。治った後は、薬をやめても再発しない人もいれば、再発を繰り返す人もいます。

薬は逆流自体を抑えてはくれない

薬は胃酸を抑えても逆流そのものを治すことはできません。生活習慣をあらためることが逆流を治すことにつながりますが、なかなか難しいため、薬をやめると再発してしまう方がいるのです。

内臓脂肪を落とすことが確実な治療になる

内臓脂肪型の肥満によって胃が圧迫されて逆流が起こっているのだとしたら、内臓脂肪を減らさない限り、根本的な治療にはならないということになりますね。

まとめ

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脂肪食が胃酸を過剰に増やすこと、お腹にたまった脂肪が胃液の逆流を促すことがわかりましたね。

多様化する食生活で勢いにのった脂肪の悪行で、もともと日本人には少ないといわれていた逆流性食道炎が、いろんな世代へ広まっているようです。

アナタの内臓脂肪、これはもう減らすしかないんじゃないでしょうか?

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