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内臓脂肪に関わりの深い病気 基本知識

内臓脂肪とがんのリンク 脂肪細胞が活発になると発症リスクが増す

投稿日:2016年11月22日 更新日:

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無くしてから気が付くもの、といったら何を思い浮かべますか?

恋人、家族、友達、それから?年を重ねると、健康、命も無限ではないことに気付かされますよね。

「がん」は日本人の死因ナンバーワンで、とても身近な存在ですが、怖いがゆえに、検診をうけるのをためらったり、詳しく知ることを避けたりしている気がします。

がんは、内臓脂肪と関わりの深い生活習慣病にカウントされているくらい、遺伝だけでなく、後天的な原因で誰でも罹るものです。それならば、知らずに恐れるのではなく、知って攻略してみませんか?

失敗は誰にでもある?細胞のミスコピーはがんのもと

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がんの発症のメカニズムについては、よくミスコピーとシュレッダーに例えて説明されます。

がん細胞はいつも作られていた

私たちの体は新陳代謝によって新しい細胞と定期的に入れ替わります。新しい細胞はコピーされてできたもので、ミスコピーがおこることがあります。

そのミスコピーが「がん」で、私たちの身体でがん細胞が作られるのは珍しいことではないんです。

リンパ球ががん細胞を消去

なぜ、がんとして発病しないのかというと、リンパ球(白血球の一種)がシュレッダーにかけるように消去してくれるからです。

リンパ球の能力が落ちるとがんが増える

それでも、ミスコピーがたくさんあり過ぎたり、シュレッダーの能力が落ちたりすると、ミスコピーを取り残してしまいます。

取り残した細胞は、分裂を繰り返して大きくなり、検査で発見されて、がんという診断を受けます。

生活習慣ががんを推し進めていた?

人間ががんに悩まされるようになってから、様々な研究が行われ、今なおそれは続いていますが、現代の生活習慣や社会環境が、がんへの防御システムを弱めたのではないかと言われています。

その現代の生活習慣のひとつ、動物性脂肪の多い食生活や食べ過ぎで蓄えられた脂肪は、がんとどのような関わりがあるのでしょう?

内臓脂肪が原因になることも?内臓脂肪とがんの関係

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脂肪細胞は、いざというときのエネルギー源として脂肪をためている倉庫のようなものと思っていませんか?確かにその役割は大切です。

しかし、内臓脂肪の脂肪細胞に関しては思いのほか活動的で、私たちの体にいろいろな働きかけをしています。

がんのリスクも高める生理活性物質の異常!原因は内臓脂肪

脂肪細胞は、生理活性物質といって、体の活動を調節したり影響を与えたりする物質(ホルモン、神経伝達物質など)を分泌しています。

内臓脂肪がたまると、この生理活性物質の分泌量が変化し、生活習慣病を招くのです。

アディポネクチン減とアンジオテンシノーゲン増が怖い

例えば、インスリンの働きをよくするアディポネクチンが減少し、インスリンの働きを妨げるTNF-αが増えることにより、高血糖になります。

また、血圧を上げる作用があるアンジオテンシノーゲンが増えるので高血圧になります。

適量の生理活性物質でなくなると

内臓脂肪型肥満が、いろんな病気を招く要因のひとつが、この生理活性物質の分泌異常にあるのではないかと言われています。意外なことに、それは「がん」も例外ではありません。

生理活性物質その1 アディポネクチンとがん

アディポネクチンは、インスリン分泌の他にも血管を修復して動脈硬化をおさえるので、とてもありがたい存在です。実は、細胞の増殖を抑える働きもあるので、がんの予防や退治に有効といわれています。

ミスコピーの耐性ですね。内臓脂肪がたまったことでアディポネクチンが減ると、がんの発症リスクも高まってしまうというロジックです。

生理活性物質その2 TNF-αとがん

肝がんは、元々お酒の飲み過ぎやC型肝炎からなるケースが多く見られました。確かにお酒好きで肝臓を悪くする、というイメージが普及しています。しかし最近は、どちらにも当てはまらずに発症する場合がみられるようになりました。

脂肪肝や脂肪細胞から出るTNF-αが肝がんの原因にシフト

その原因について、

  • 脂肪が肝臓にたまった脂肪肝から肝がんになっているのではないか
  • 肥満によって脂肪細胞から分泌が増えるTNF-αなどが肝臓に炎症を起こすためではないか

と、諸説ございます。内臓脂肪とがんは、一本道どころか、二本三本と、様々なルートで繋がっているようです。

【女性ホルモン:エストロゲン】脂肪細胞の意外な働き

女性ホルモンのエストロゲンは普段卵巣でつくられています。それゆえ閉経するとエストロゲンが減るのですが、肥満の女性は閉経してもエストロゲンの濃度が高い傾向にあります。

エストロゲンが分泌し続ける怖さ

何故かというと、脂肪細胞でもエストロゲンがつくられるからです。乳がんや子宮がんはエストロゲンが関係しているといわれるので、肥満になるとがんのリスクも上がってしまいます。

全身に分布するがんの部位別症状まとめ

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がんは全身にできますが、その中でも主要なものについて症状をまとめました。

がん 主な症状

注意点

胃がん 胃が痛む

胸やけ

消化不良

上腹部の不快感

お腹が張る

体重減少

食欲不振

貧血、黒色便

食事がつかえる

 

特徴的な症状はなく、胃潰瘍や胃炎の症状と似ている
肺がん 1ヶ月以上続く咳

血の混じった痰がでる

咳に血が混じる

声がかすれる

息切れ

胸の痛み

発熱

体重減少

食欲不振

胸水

初期症状は少なく、普通の風邪と似たような症状が多い
大腸がん 血の混じった便がでる

下痢と便秘の繰り返し

お腹が張る

便が細くなる

下腹部の痛み

貧血

初期ではほとんど自覚症状がない
肝臓がん 腹部のしこり

腹部の痛み

お腹が張る

食欲不振

だるさ

微熱

貧血

黄疸

腹水

症状が出ないことが多い

特有の症状は少なく肝炎・肝硬変の症状がでても区別できない

食道がん 食べ物を飲み込んだ時の違和感

食べ物がしみる

胸やけ

胸の奥の痛み

食べ物が飲み込めない

体重減少

胸・背中の強い痛み

咳、血痰

息切れ、声枯れ

症状が非常に出にくい
すい臓

がん

上腹部・背中の痛み

黄疸

 

体重減少

全身倦怠感

食欲不振

自覚症状がない場合が多く特有の症状がない
前立腺

がん

排尿障害

残尿感

頻尿

背中・腰・下肢の痛み

下肢のむくみ

初期には自覚症状がほとんどなく、あっても前立腺肥大症と似ている
乳がん 乳房のしこり

乳房表面のひきつり・くぼみ・炎症

乳頭からの分泌

脇の下など乳房近くのリンパ節の腫れ 自分で発見できる

乳腺症などと区別がしにくい

子宮がん 不正出血

おりものの異常・悪臭

性交時の痛み

排尿困難

腰・下腹部の痛み

初期には自覚症状がほとんどない

あっても他の病気の可能性もある

がんは早期に発見できれば完治できる病気になったといわれますが、初期には自覚症状がなかったり、あっても他の病気と区別がつかなかったりと、実際には難しいことがわかります。

病気を見落とさないようにするためには、やはり定期的な検診が必要ですね。

5つのステージで分類されるがんの深刻度

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ステージ5とはどの状態?がんのステージを解説

最近は芸能人が自分のがんを公表することが珍しくない時代になりました。身近にがん経験者がいなくても、がんと診断されたと聞くと、ステージはいくつだろう?と思ってしまいます。

がんの進行を把握できるステージ分類

がんのステージとは、がんがどれくらい進行しているかを表したもので、ステージ0から始まり、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳまで、5段階のステージがあります。

がんの種類で変わる分類

それぞれのがんの種類によって分類が少し変わりますが、

  1. がん細胞が広がっているか
  2. リンパ節に転移しているか
  3. 他の臓器に転移しているか

という点が、ステージの分かれ目となっています。

ステージ 状態
ステージ0 がん細胞が粘膜内(上皮細胞内)にとどまっていて、リンパ節に転移していない
ステージⅠ がんの腫瘍が少し広がっているが筋肉層までで、リンパ節に転移していない
ステージⅡ がんの腫瘍が、筋肉層を超えて少し広がっているが、リンパ節に転移していない。又は、がんの腫瘍は広がっていないが、リンパ節に少し転移している
ステージⅢ がんの腫瘍が他組織へ広がっており、リンパ節への転移もみられる
ステージⅣ がんが初めにできた原発部位を超えて、離れた他の臓器へ転移している

ステージⅣとは、いわゆる末期がんの状態です。

ステージⅣの治療とは?

遠くの組織にも転移していると、どこか一か所だけを手術で切り取っても余命を大きく伸ばすことができないので、基本的には手術を行わないことが多いようです。

点滴や内服で全身のがん細胞に一度に届くという点から、薬物療法が中心になります。そうして少しでもがんを小さくして長く生存できるようにします。

オーダーメイドの治療ができる

もともとの発症部位も、転移部位も安全に切り取れる場合は、手術できるケースもあり、がんの種類によっても異なるので、最終的に治療法は人それぞれということになるようです。

身体のケアで終わらない

また、がんの治療そのものだけでなく、がんに直面した人や家族の身体と心の辛さをケアする「緩和ケア」がより重要になってきます。

がんは放置するとどうなるの?

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副作用があって辛いイメージのがん治療ですが、治療してもしなくても変わらないのなら、痛い思いはしたくないですよね。

がんを治療せずに放置するとどうなるのでしょう?

がん治療にも流派がある

セカンドオピニオンという考えが広まる中、インターネットで簡単に情報を仕入れやすい背景もあって、がん治療について、いろんな持論にふれることができるようになりました。

がん放置理論に注目

ネット検索で、『がん 放置』とキーワードを入れてみてください。高い確率で、がん放置理論というワードに出くわすでしょう。みんなに注目されて賛否両論ある考え方のようですね。

現在の医療制度を批判

標準的な治療や、検診の有効性について異論を唱える理論ですが、現行の医療を批判する本「医師に殺されない47の心得 著:近藤誠」はベストセラーになっています。

もし放置してもいいといわれたら、楽な方へ気持ちが傾いていくものですよね。その気持ちの表れが、ベストセラーに直結したようです。

専門家同士のディスカッション

熱心な信望者がいる一方で、たくさんの専門家が反論しています。

どんな種類のがんも、放置しても進行せず治るわけではありません。適切な治療をすれば治るはずだった早期のがんが、放置することで進行して治せなくなってしまうことへの危惧。

そして、検診で早期発見が可能である、という、現在の常識を貫く方がほとんどです。

選べる道への戸惑い

命がけだからこそ、たくさんの選択肢を知りたいし選びたいですよね。それがスタンダードだからという理由だけで、生きるのをあきらめたくないですし、奇跡を信じたくもなります。そんな気持ちから希望の道筋を探していた人にとっては、大きな戸惑いです。

信頼する医師へたくしたい

命がかかった選択に、いくら説明を受けても持論を展開されても、自由に決めていいよと言われて簡単には決められません。長所短所をくまなく伝えて、私たちの意見をきいた上で、気持ちに寄り添った提案をしてくれる。

そんな心あるインフォームド・コンセント(説明と同意)ができる医師に診てもらいたいものです。いざというときのために、日頃から信頼できる主治医を見つけておけたらいいですね。

がんに痛みはつきもの?がん患者を持つ家族の心の痛みとリフレッシュ方法

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最近は、ブログやインスタグラム、動画など、世界中に自分を発信することがとても簡単になりましたね。自分の記録として、日記のように毎日書いているという人もいます。

自分を発信することで救われることもある

この、今日一日の自分を振り返って記録し発信するという作業は、日々病気と闘う患者さんとその家族にとって、とても適切で有意義な作業ではないでしょうか。

患者の立場に立って考えられること

がん患者の家族として過ごし、自らもがんを患いながら、闘病記の本を集めて古書店を営む星野史雄さんのお話です。

著書の中で、『病名を告げられて呆然とする新米患者が、先輩患者の体験を知る手段として、闘病記が役に立つのではないか』、『患者にとっての最大の苦しみは“孤立感“ではないか』と述べています。

家族への配慮も必要

がん患者本人はもちろんですが、がん患者を持つ家族もまた、今まで通りに流れる日常生活の中で、自分だけが止まってしまったような孤独な気持ちになるのではないでしょうか?

コミュニティは生きるお手伝いをする

そんなとき、自分の気持ちをブログに書き綴ることによって、書くこと自体がリフレッシュになり、同じ気持ちを抱えた人と交流が生まれれば、お互いに励ましあうことで、心の支えになりますよね。

交流の場を作ること

病院でも、勉強会をしたり、患者とその家族同士が語り合って、情報交換をしたりできるよう「がんサロン」を設けているところもあります。それくらい、私たちに人間にとって、がんという病気は重いのです。

参考:闘病記専門古書店「パラメディカ」

まとめ

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人間は誰でも老化し、細胞が衰え、がんにもかかりやすくなります。でも生活習慣を少し改善するだけで、衰えるスピードを緩やかにすることができるのではないでしょうか?

ダイエットの大変さも、お酒を我慢する辛さも、禁煙の苦しさも、日々感じるストレスさえも、実は、私たちが今生きているからこそ味わえるものです。いろんなことを大事な人と味わえる今を大切にしたいですね。

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